●植物学上の分類

ステビアは植物学的には多年生菊科植物です。

●原産地

ステビアは南米のパラグアイが原産地です。パラグアイでは、マテ茶に甘味を付けるために使用されてきました。

●日本でもなじみの深い植物生まれの甘味料

日本では、1970年頃に農水省がパラグアイからステビアを導入し、試験栽培が始まり、品種改良・精製技術の確立・用途開発・安全性試験を繰り返し、砂糖の200〜300倍の甘さを持つ 植物性の甘味料（ステビア甘味料）として製品化されました。
ステビアが食品添加物として認可されている日本では、安全な植物由来の甘味料として、お菓子、清涼飲料水､健康食品､醤油､漬物など多くの食品に使用されています。

●ハーブティーのアクセントに

ステビアの葉をちぎって口に入れ噛むと、驚くほどの甘さが感じられます。

このステビアはハーブ（ハーブとは薬用または芳香性の高い植物の総称）の一種ですが、葉を生または乾燥させたものを熱湯に浸して、ハーブティーに甘みを加えるために一般的には使用されています。